小中学校長会 会長 挨拶

今こそ、子どもたちのために

石川県小中学校長会        会長 濱坂 昌明 

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、国・県・市町の指示を受け、各学校において、多くの課題をかかえながら、その解決に向け、強いリーダーシップを発揮されておられることと思います。県小中学校長会といたしましても、八月までは、評議員・代議員研修会を書面付議による開催、研究協議会を書面開催にするなどの対応をとらせていただきたいと思っております。

 さて、今年度も県小中学校長会として次の三点を重点として取り組んでいきたいと考えています。

 一点目は「小学校は今年度、中学校は来年度から新学習指導要領が全面実施」になります。新学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」及び「主体的・対話的で深い学び」の実現、「カリキュラム・マネジメント」の確立が求められています。また、子どもたち一人一人が予測困難な社会を自立的に生き、持続可能な社会の創り手として必要な資質・能力を一層確実に身に付けていく必要があります。今年度は、特に特色ある教育課程の編成・実施・評価・改善を通して、教育課程経営の充実を図っていくことが求められています。また、臨時休業による教育課程の進捗状況についても、ぜひ情報共有していきたいと考えています。

 二点目は、「人材育成」です。教員の大量退職に伴う若手・中堅教員育成のために、昨年度より県内全公立学校において実施された若手教員早期育成プログラムや校内OJTを推進することにより、各学校において、組織的かつ計画的に取り組んでいくことが求められます。

三点目は、「教職員の働き方改革の推進」です。時間外勤務時間が月八〇時間を超える教職員ゼロを目指す最終年度になります。学校及び教師が担う業務の明確化・適正化をはじめ、学校の組織運営体制の見直し、教職員の意識改革等により、更なる改革に取り組んでいきたいと思います。

 石川県教育委員会との連携を密にし、国や県の施策の具現化を図る一方、全連小・全日中、教育諸団体との連携・協議を深め、校長会として実効性のある活動を展開していきたいと考えています。そして、本県の子どもたちのために誠心誠意取り組んで参ります。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

(金沢市立北鳴中学校)